air青山で美容師してます「杉崎秀弥」です。
今回は人気のカラー剤「THROW MERGE(スロウマージ)」についてです。
【 スロウマージで染めるとこうなる 】
「美容師の方」
スロウマージをかんたんに説明していますので、仕上り含め最後まで読んでもらえたらなと思います。
「一般の方」
キレイな「ピンク」や「グレー」にしたい方はビフォーアフターだけ見てもらえると仕上りイメージが参考になると思います。
スロウカラー「THROW COLOR」とは?
さっそくですが、美容師はヘアカラーで髪を染める前に、お客様の髪質に合わせて美容師が希望の色を目指し色々考え調合します。
ですが、この「THROW(スロウ)」はAsh(アッシュ)に特化したカラー剤で、この1本で綺麗に染まるように設計し塗りやすいカラー剤です。
さらに、そのスロウから新しく「THROW MERGE(スロウマージ)」ラインが誕生しました。
色素が薄い欧米人風な髪色を。そして白髪にも対応しながらオシャレで綺麗な色を目指し。「マージ」=「融合させる」という思いがネーミングにも込められています。そして、杉崎もカラー剤開発に関わらせていただきました。
スロウマージは全部で何色?
🔴アッシュブラック
🔴モーブバイオレット
🔴モスグレージュ
🔴カーキベージュ
以上の4色相で、明度違いを合わせると全部で10色になります。
アッシュブラックは、マージの中で軸となる色のため「10.5・8・6・4」のレベル設定で、他は「10.5・6」レベルのみで加減法を使用し明度調整します。
今回は4色相の中から3色相を試しました。
スロウマージ専用の2剤「アッシュオキシ」とは?
かんたんに言うと、「キレイに色が入り質感向上!」
カラー剤のトリートメント効果が向上し、シャンプーやトリートメントの成分吸着が向上しました!
なので、スロウマージを使う場合は「アッシュオキシ」を必ず使用してください。違うメーカーの2剤(過酸化水素水)を使うと効果が半減します。
[Wアッシュ処方]
1剤・2剤に発色に優れたアニオンベースの処方で、「酸化染料」と「アルカリ剤」を毛髪内部に効率的に運び発色性が向上しました。
1度使ってみてもらうと実感できます。
美容師だけではなくお客様も実感できます。
次に、質感は写真で伝わりませんが色の仕上りをご覧ください。
スロウマージ《アッシュブラック・AB》染めるとこうなる
[染める前]
⚫︎ブリーチを1回しています。
[使用薬剤]
⚫︎1液ーアッシュブラック(AB/10.5トーン)
⚫︎2液ー3%で全頭塗布
[完成]
⚫︎放置時間ー10分
スロウマージ《モスグレージュ・MG》染めるとこうなる
[染める前]
⚫︎ブリー未使用で通常のカラーのみ
[使用薬剤]
⚫︎1液ーモスグレージュ(MG/10.5トーン)
⚫︎2液ー3%で全頭塗布(毛先はクリアで薄める)
[完成]
⚫︎放置時間ー10分
スロウマージ《モーブバイオレット・MV》染めるとこうなる
[染める前]
⚫︎1液ーモスグレージュ(MG/10.5トーン)
⚫︎2液ー3%で全頭塗布(毛先はクリアで薄める)
[使用薬剤]
⚫︎1液ーモーブバイオレット(MV/6トーン)
⚫︎2液ー4.5%で全頭塗布(毛先はクリアで薄める)
[完成]
⚫︎放置時間ー15分
《スロウで染めたいお客様へ》スロウカラー・スロウマージ取り扱い美容室
スロウマージ取り扱いサロンですが、現在多くのサロンさんに導入されていますが、美容室の件数はコンビニよりも多いので、詳しくは直接美容室、または担当美容師さんに確認するのがオススメです!