髪質改善 酸熱トリートメントを美容室「air青山/表参道・LOVEST二子玉川」にて施術しています杉崎です。
今回は「髪質改善酸熱トリートメントを施術した髪型」で「どれだけ髪が傷みチリチリゴワゴワになるのか?」を実際のお客様にご協力いただき「検証と施術解説」をしたいと思います。
(お客様には許可を得ております)
【結論】チリチリになりません!
なぜならないのかを詳しく解説しますが、、、
ただ、やり方や使う物を間違うと、とんでもないことになるのでそちらも合わせてお伝えします。
「髪質改善酸熱トリートメントで髪が傷む?」では、ブリーチ毛にやってみましょう!
ネットでは様々な意見がありますが、僕が思うに「やってもいない」「やれもしない」のに否定的な意見を偏った言い方で発信するのはいかがなものか?と思い、髪質改善酸熱トリートメントで迷っている方への参考記事になればいいと書かせてもらいます☆
髪質改善酸熱トリートメント前の「毛髪履歴・ブリーチ毛」
【 髪型に対する悩み・毛髪診断 】
- 薬剤施術による毛先ダメージが酷くて毎日ストレス・・・
- グラデーションカラーをやってみたものの毛先をコテで巻くので乾燥がひどい・・・
- 癖毛もさらに悪化したような感じです、、、なぜでしょうか?(涙)
- 本当は髪を伸ばしたいです!
【 薬剤履歴 】
①ブリーチカラー 半年前に「毛先グラデーションブリーチ」に「ハイライトブリーチ」 ②アルカリカラー 2ヶ月前に「全体カラー」 ③パーマ「なし」 ④縮毛矯正/ストレートパーマ「なし」 ⑤酸熱トリートメント「なし」
【 髪質改善酸熱トリートメント 】施術前の写真
毛先を中心に「枝毛・切れ毛・ごわつき・乾燥」がかなりありますね。
正直、今回は少し難しい施術でしたが「経験と知識」を持っていればこの状態でもまだ綺麗になります。(もちろんできない髪質もあります)
冒頭でもお伝えしましたが、「やってもいない」「やれもしない」「経験がない」方はできない施術でしょう。
【 髪質改善酸熱トリートメント 】施術前の動画
【 髪質改善酸熱トリートメント 】施術内容
髪内部に浸透するトリートメントは毛髪ダメージに合わせて「濃度調節」して髪に塗布します。
今回はグラデーションブリーチヘアなので、
- 「通常濃度」
- ハイライトとグラデーションブリーチの境目なので様子を見て「通常濃度〜中濃度」
- 「低濃度」
このように塗り分けて施術しました。
【 髪質改善酸熱トリートメント 】完成までの途中過程をお見せします。
先程の塗り分け付けたトリートメントを作用させた後はしっかりとシャンプーで流し、乾かしてから「ストレートアイロン」を入れます。そのストレートアイロン前に「パネル毎に丁寧に髪を乾かします」
このブラシを使わない場合もありますが、ほとんどの酸熱トリートメントでは使用します。
こうすることにより、キューティクルを整えて酸熱トリートメントの効果を高めながらストレートアイロンの操作性や効果も高めます。さらに水分コントロールも大切です。
こうした施術をお客様1人に合わせてやるので「施術時間と料金」はかかりますが、そのかけた分以上の仕上がりを体感していただけます!
【 髪質改善酸熱トリートメント 】ブリーチ毛・チリチリ?完成したヘアはこちら!
髪質改善酸熱トリートメントでブリーチ履歴のある髪を可能な限りキレイにしました☆
髪質改善酸熱トリートメント「完成したヘアはこちら」写真
髪質改善酸熱トリートメント「完成したヘアはこちら」動画
他のサロンでされた、施術前のブリーチデザインが少し汚く見えたので「髪質改善酸熱トリートメント」と「コスメカラー」を併用して施術しました。
髪質改善酸熱トリートメント・ビフォアフター比較したヘアはこちら
もちろん加工はしていませんし、普通に乾かしただけです。チリチリ・ゴワゴワ・バサバサにはなっていませんね!
「髪質改善酸熱トリートメント」施術料金
「新規の方限定」クーポン(時期により変動あり)
なぜ?「ブリーチ毛」に「髪質改善酸熱トリートメントの施術」が可能なのか?
成功の秘訣は上にも書きましたがこの「2つ」です
- 濃度コントロール(塗る場所で変える)
- 使う酸熱の種類(レブリン酸orグリオキシル酸)
髪質改善酸熱トリートメントを「なぜ濃度調整するのか?」
メーカーによって「濃度やph」が違います。
髪質改善酸熱トリートメントは通常のトリートメントと違い「酸性」または「等電点」あたりで作られている商材がほとんどです。それを毛髪コンディションに合わせて酸熱トリートメントを調合しているからブリーチ毛にも対応できるのです!
ですが、何も考えずに酸性領域の物を「デリケートな毛先」に使用すると「過収斂(かしゅうれん)」といって髪が縮んで引き締まってしまいます…
これが「間違った使い方による酸性のダメージ」です。
よってコンディションに合わせて塗り分けが必要です。
毛髪コンディションを見て「正しい毛髪診断ができないと失敗します」
冒頭では「キッパリとならない」と書きましたが、
正確にいうと「経験・知識・理解がない人はチリチリになります」
髪質改善酸熱トリートメントは「 誰でも出来る 」施術ではありません。
極端な話、普通のトリートメントは誰がやっても同じような仕上がりになりますが、髪質改善酸熱トリートメントは「塗り分け、浸透方法、乾かし方、水分量、アイロンワーク」で変わってきます。
もちろん髪は、肌とは違い自己修復能力はありませんしトリートメント効果の持続期間も限られます。
ですが、髪に正しいトリートメント作用をさせられれば「ヘアダメージの進行を抑制します」
髪質改善酸熱トリートメントで失敗してしまうケースは?
- 毛髪履歴読みミス
- 商材のオーバースペック
- 酸性の商材理解不足
- 経験不足
- 1つの商材で全毛髪に対応できると思って施術
などが考えられますが、1番の失敗の原因は、、、
1番の失敗の原因は「グリオキシル酸」を使うことです。
人によって「考え方や理論や技術力」はそれぞれありますが、ここまで賛否あるのは結果として「グリオキシル酸を使った施術での事故」が多く、それが原因でレブリン酸を使った酸熱トリートメントまで巻き添えをくらった感じですね。
詳しくはこちらをご覧ください。詳しく解説しています。
⬇︎こちらはカラーで失敗した方の経過をまとめている関連記事です。ご参考ください。
【結論】レブリン酸であれば、髪質改善酸熱トリートメントをブリーチ毛に施術は可能です!
正しくやればチリチリ・ゴワゴワにはならずにキレイになります☆
それがレブリン酸を使った酸熱トリートメントです!
こちらにも髪型別で詳しく書いていますのでご参考ください!