自分のお客様で酸熱トリートメントを施術にされる方によく聞かれます、、、
「家でも酸熱トリートメントできますか?」
「酸熱トリートメント ホームケアでいいのありますか?
「酸熱トリートメントのヘアパック/マスクって売ってますか?」
皆さん、、、
酸熱トリートメント ヘアパック/マスクに騙されないで
最近、グリオキシル酸をホームケアに入れて販売している「酸熱トリートメント ヘアパック/マスク」をよく目にします。
そもそも、一般の方が家でカンタンに酸熱トリートメントを再現するのは不可能です!
美容師でも難しい施術なのに・・・笑
美容師でも失敗している方も多くいるんですよー笑
「酸熱トリートメント ヘアパック/マスク」の何がいけないのか?
酸熱トリートメント ヘアパック/マスクのほとんどに入っている成分「グリオキシル酸」が悪い働きをします。
それを具体的にお伝えすると、
①グリオキシル酸がヘアカラーを分解します
そのままですね。
せっかく美容室で綺麗に色を入れ頑張ってホームケアをしているはずなのにそのヘアパックによって「逆に色落ちが早まります」
②グリオキシル酸が反応すると臭い
熱処理をして反応させるのですがその時の香りが臭いと思う方もいらっしゃいます。
③グリオキシル酸を使うのは美容師でも難しい
先ほども書きましたが、そもそもプロでも知識と経験がないと使い方が難しいのです。
こちらを参考ください↓
「酸熱トリートメント ヘアパック/マスク」を使ってみた口コミ
口コミです。固有名詞は出せませんが、実際に色々買って試しました。
酸熱トリートメント ヘアパック/マスクに配合されている1番のメイン成分「グリオキシル酸」ですが、製品裏にある成分表の配列をみると、各社配合量が大体読み取れます。各メーカーの配合量はもちろんバラバラですが、口コミ的には普通のトリートメントとなんら変わりません。
「酸熱トリートメント ヘアパック/マスク」でツルツルさらさらすとん!とはなりません!それはなぜか?
酸熱トリートメント ヘアパック/マスクに入っているグリオキシル酸が働くよりも「他の成分」が働きツルツルさらさらストンとなっている可能性が高いです!
酸熱トリートメントを普通に使うとツルツルさらさらにはならず、むしろ少し固く感じます(一般の方が使用する場合)
酸熱トリートメント ヘアパック/マスクに入っているグリオキシル酸やレブリン酸は、普通に使うとツルツルさらさらにはなりません。むしろ少し固く感じます(一般の方が使用する場合)
そして、ハイダメージになればなるほど毛先に軋みが出てきます(一般の方が使用する場合)
もし、酸熱トリートメント ヘアパック/マスクを使用してツルツルさらさらに感じる場合には、必ず他の成分が働いていて、それは主に「シリコンや油分」がそう感じさせています。
適度のシリコントリートメントであればいいですが、グリオキシル酸が配合のトリートメントやヘアパック/マスクはやめましょう!
酸熱トリートメント ヘアパック/マスクの中に大量にグリオキシル酸が配合!それを使い続けると、、、
もし、大量にグリオキシル酸が配合されている物を使い続けると、今度は美容室での施術が大変になります。
- ヘアカラーの染まりムラ
- パーマのかかりムラ
- 縮毛矯正のクセが伸びない
- トリートメントの効きが悪い
酸熱トリートメント ヘアパック/マスクの使い方で1番危険なのはこれ!
熱処理です!
一般の方が酸熱トリートメント ヘアパックを使い、自分の髪をコンディションに合わせて熱を入れるのは難しいです!
- アイロンを入れる髪の束の厚さ
- 髪の量を確認して部分的に厚さ調整
- アイロンを入れるスピード
- アイロンを入れる回数
成分を反応させるため意識することは沢山あり、細かく言ったらキリがありません…
美容室では1度ちゃんとして熱処理をしたら毎回同じようにやる必要もありませんし、家でもやる必要はありません。ですが、某商品説明では毎回入れてもいいような説明をかいているので、これではお客様も誤解してしまい、美容室側も大変困ります。
結果、お客様が家で傷ませてしまってしまうことに。
市販の酸熱トリートメント ヘアパック/マスクセラム ヘアマスク 酸熱トリートメント くせ毛 うねり・広がり 補修 さらさらストレート になるのは間違い
なので、酸熱トリートメントをしたい場合は市販のヘアパックではなく「ちゃんとした美容室でやってもらいましょう」
できればグリオキシル酸よりも「レブリン酸」を使った酸熱トリートメントにしてもらいましょう!