微還元トリートメントとは?
髪のクセを伸ばす「お薬」と髪を補修する「トリートメント」を同時に反応させる施術のこと
特殊なレブリン酸を使うことで髪内部(コルテックス)まで入り反応させることができます!
通常のレブリン酸だと髪表面だけで反応してしまいます(イオン吸着して中に浸透しません)
それに対してSP5シリーズのLA(レブリン酸)はツインイオンを持たせない【特許製法で作ったレブリン酸】なのでコルテックスまで浸透します。
それに株式会社レナゾック(旧 昭和電工)が商標登録をしている【スピエラ®︎】をレブリン酸に混ぜることで、互いのメリットを最大限引き出した特殊な施術になります
アホ毛を抑えながらトリートメント効果を出した施術(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
以前、アホ毛を抑えるために書いた記事です↓ご参考ください。
【施術前写真】今回ご協力いただいたお客様(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
後頭部の内側は「色ムラ・うねり・絡まり」があり。
お客様が抱える悩み(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
- 湿気はもちろん髪が広がる
- アホ毛やウネリが気になる
- 癖のせいか髪が絡まる
- 乾燥が気になる
毛髪履歴・薬剤履歴(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
- カラーは3ヶ月前
- ブリーチはしてない
- ワンブリーチしたみたいにハイトーンになる髪質(ゴワゴワ)
- 前髪だけ半年前に弱めに縮毛矯正
今回の施術・薬剤選定(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
不安な方は必ずトレーニング必須
薬剤選定は【 LA(レブリン酸)+スピエラ5% 】
ダメージ毛であれば10%でいきますが、今回はハイダメージ毛なので【 スピエラ5% 】です。
ある程度の癖は伸ばせて扱いやすくなると思いますが
「これだけハイトーンのロングで毛先のチリつき」&「カラーのムラ髪」はさすがに怖いので、、、
毛先までワンタッチで塗ったあとに、毛先の気になる部分「約10センチ」にインバストリートメントを上から被せ反応を弱めました。
YouTubeに施術前の毛髪診断を掲載(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
放置方法と時間(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
ホットキャップで20分加温放置(今回の髪質に対して)
熱膨潤を利用し「レブリン酸」と「スピエラ」を同時に反応させる。
施術前にすること・シャンプーまたはウエット(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
自分が施術する時は、1液前にシャンプーはしません。お湯でしっかり濡らしたらインバストリートメントを毛先に馴染ませたらすぐ上げてきます。
理由は、長時間の施術なので少しでも早く終わらせるためにファーストシャンプーはしていません。
その分、しっかりと還元や酸化に時間を使いクオリティーを上げます。
(ベトついている方であれば泡立てはします)
1剤塗布と注意点(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
根元にはつけないように1センチあけて塗布します。
ラップはフワッと被せてその上から優しくホットキャップを被せます。
ハホニコのポッポポハット4が扱いやすくておすすめ↓
流しの方法と注意点(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
流し残しがないように、ネープやゴールデンポイントを中心にしっかりと流した後に補修成分のあるSP5リバイブシャンプーで洗います。毛先の絡まりやすいところはトリートメントをつけ馴染ませて上げてきます。
アイロン前の乾かし方(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
今回は毛先まで還元しているので、しっかりとタオルドライした後にそのまま「クッションブラシを使いウエットの状態から」優しくブローします。
髪が弛まない程度「シワを優しく伸ばしていくイメージ」で。
絶対に強く引っ張らないように!
ある程度中間〜毛先が乾いた場合、次に根元を優しく乾かします。
アイロン方法(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
必ずツインブラシを使い、髪の捩れを優しいテンションで引っ張りながらアイロンで熱を入れていきます
髪質にもよりますが、今回のケースであれば酸性領域で反応させているので190度で入れていきます。
2剤塗布(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
ブロム酸を使い15分放置
塗布量は多めにしっかりと塗り込む(少ないと酸化不足の原因に)
【完成】ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸
毛先はチリつきを防ぐためにトリートメントを被せた分少し癖の伸びは弱まりましたが、仕上がりはかなり良くお客様も感動しておりました。
YouTubeに施術後の毛髪を掲載(ブリーチ毛にスピエラ縮毛矯正+SP5レブリン酸)
コストが気になる方は、LA(レブリン酸)とシストリ2番(CMC)を混ぜ基材を作る
トリートメント効果を出したいけど、髪の長さや毛量によって使用量が多くなりコストが気になる方はこちら↓
「SP5 LA」に「SP5 シストリの2番」を[ 1:1 ]でミックスし、そこにスピエラを5〜10%添加する方法
酸熱トリートメント効果は少し半減しますが、スピエラの反応は変わらないのでコストが気になる方はこちらの方法も検討していただけたらと思います。
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