タイトルにもあるように、お客様もこの日に分かった悲しいお話(涙)
《 掲載許可済み・新規のお客様です 》
「同じ思いをする人がいなくなるように」ということで今回のブログにご協力いただきました。ありがとうございます。
今後は、自分もこうならないように気をつけるのは当たり前ですが、お客様自身もなぜこうなるのかが分かれば、今後のスタイルチェンジをする際に困らないと思い記事にしました。後頭部や中は見えないですからね。
今回のお客様は、20代後半で秘書をしている方。
【 なんかハネるのですが… 】
《 ①切る前 》
・いい感じにグラデーションカラーになっていますが、なにか毛先が「パサパサ・スカスカ」になっているような…
《 ②カウンセリング 》
・整える程度のカット
・前髪はうっとうしくならない長さで
・重めが好き
・髪の量はこのままで
《 ③悩みの対処法 》
最初に整えるカットをしようと状態を確認していると、前と後ろの長さがかなり違うことが分かりました。
人によって首の長さで違いはありますが、平均のハネないギリギリの長さは鎖骨ライン前後です。
《 例えるとこのあたり⬇︎ 》
お客様の襟足の毛は横から見ると鎖骨あたりまであり、長いように見えますが、実際は襟足の毛を前に持ってくると体の厚み分短くなるので、ハネてしまいます。
なので、バックは伸ばしていきながら前下がりになっているサイドを切り、要望にもあった重めスタイルになるようにしました。
「襟足の長さ設定でハネるかハネないかが決まる 」
毛先を整え終わり、毛量調整をしようと思い内側をめくると右側後ろの毛先がスカスカになっていました…
なんということでしょうか…、これは伸ばして毛先の厚みが出るようにするしかありません。
カウンセリングで「髪の量はこのままで」と言っていましたが、下の毛は梳かないで頭の中間を梳いて馴染ませました。
どういう理由でこうなったのかお客様自身も分かりませんが、扱いにくい理由はこれでした。自分が梳き過ぎたわけではありませんが、己の技術も今一度見直してやっていきたいと思いました。
お客様は前向きに、「頑張って伸ばします(^^)」と言っていて安心しました。応援したいと思います☆