塩基性カラー剤をテストし、カラーのレパートリーを増やしています。
また凄いカラー剤ができましたね。
簡単に言うと、マニキュアに似ているカラー剤です。
やりたい色を表現する!ロコル・基性カラー
塩基性カラーとは…
塩基性染料はプラスの電荷を持っているという特徴があり、髪の毛の表面にあるケラチンタンパク質のマイナス部分とイオン結合します。
マイナスとプラスが引き合う力を利用し、髪に色を吸着させます。
追加色と待望のニューライン「エドルヨヨ」が出ました!詳しくは記事の最後に!
ロコルカラー剤のスゴイところ
①最短5分で染まります。
②ダメージがありません。
③トリートメント効果があり手触りが滑らかに。
魔法のようなカラー剤ですね。
ただし、、、
ロコルカラーには髪を明るくする力はありません。なので、染める前のベースに色が左右されてしまいます。髪が明るければ鮮やかに発色し、髪が暗いと彩度がアンダーに引っ張られ色のコントロールが難しくなります。
髪の表面で発色するので、普通のカラーと比べて色落ちが早いかもしれませんね。( 色持ちテスト中 )
よって、色を鮮やかに出したい時は、「先に髪を明るくする必要があります」
「ブリーチ剤」「脱色剤」を使います。
では、これから毛束で染まり具合をテストします。
「ブリーチ未使用・脱色剤使用」11トーンのベースに色を入れました。
塗るとこんな感じです。ワクワクしますね!
5分放置後…シャンプーして完成がこちら。
並べるとまた素敵☆
今回テストした色味は7色ですが、フルラインだと17色になります。これを見てワクワクしない美容師がいるのでしょうか?あぁ…イメージが膨らんでいく…
気軽にイメージを変えれるヘアカラーは楽しいですね☆
モデルさんの髪でも試しました
左側はウエットで右側はドライの状態。毛先は吸い込みやすく、全体にうっすら赤味が残っている9トーンのベースです。
使用した薬剤はこちら
インディゴ単品でワンタッチ
塗り終わりはこんな感じ。地肌に付かないように注意。そして、5分自然放置後シャンプー。
美容室さんは必ずシャンプーする時には手袋をつけてやった方がいいです…手が真っ青ですっ笑
そして、仕上がりはこちら!
おー!綺麗なブルーグレイになりました!深みのある綺麗な色ですね!
染める前のベースにより仕上りの明るさが変わってきます。室内の写真だと少し分かりにくかったので、自然光での見え方も写真にしました。
ロコル・ターコイズはこんな色
ロコル・ターコイズの中身はこんな感じ
パッケージの色と全く一緒の色、「緑」ですね。
でも香りはフローラル系の良い香り☆
染める前のベースと塗るとこんな感じ
あらかじめ、ロコルで染める前に1度ブリーチで明るくしています。
ベースは少しオレンジ味が残っていますが、入れる色が緑なので、どこまで馴染むのかも込みで実験です。
ロコル・ターコイズを使用した髪の色はこれ
かなり緑になりましたね!成功です!
【お知らせ】追加色とサポートアイテムが出ました
新色に「Valencia」「Shadow」「Ivory」を加え、染着ムラを抑えるサポートアイテムの「カラーフラットベース」を2018年3月7日発売。
詳しく説明すると、
暖色でモード感や個性際立つ「Valencia(バレンシア)」、寒色でグレイッシュな深みが出せる「Shadow(シャドウ)」、選んだ色にやわらかさをプラスし入れる量によってペール感を出せる「Ivory(アイボリー)」
さらに、ダメージレベルに合わせて髪の隙間にトリートメント成分が入り込み、塗る前の毛髪のコンディションをフラットにして色ムラのない美しい仕上がりをサポート。ブリーチ・ライトナー後の毛髪のphをコントロールも。
「COLOR FLAT BASE(カラーフラットベース)」
新色とサポートアイテムのおかげで提案のしやすさや、なりたいスタイルの幅が広がりますね!
今流行りのインナーカラーにピッタリです!
「池田エライザさん」も以前ロコルで染めました
[使用薬剤]ターコイズメインで、少しインディゴをMIXしています。
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