時代と共にパーマスタイルはもちろん、パーマのかけ方や道具も進化しました。
コールドパーマに始まり「デジタルパーマ」「air wave」「クリップパーマ」「クリープパーマ」「コテパーマ」「アニオンロッド」「スポンジパーマ」「NAMIX」「つけデジ」「クリームパーマ」「波巻きパーマ」「ツイストパーマ」「ハリガネパーマ」「ピンパーマ」根元ダウンパーマ」「根元パーマ」「プリカール」…
パッと思いついたものでもかなりありますね!
シンプルにスタンダードなパーマ(カールやウェーブ)を綺麗にかけるには、髪質に合った薬剤選定はもちろんですがそれと同じ位大事な要素があります。
それは、髪を巻き込む「テンション」です!
ロッドを使って髪を巻き込む時のテンションとは?(つけデジとコールドパーマ)
「下へ引っ張るテンションを強くして巻いてください」と言っているわけではなく「巻き上げる時のテンション」が大事なのです(髪が最低限たるまないようにするテンションは必要)
コツは「巻き上げる時のテンション」です!
それがないと綺麗なカールを出しにくくなります。このイラストをご覧ください↓

❌ (A) 下へ強く引っ張り過ぎて巻くと髪がロックして硬い感じの質感になるので下に強く引っ張らない ⭕ (B) 1番は巻き上げる時のテンションが大事。髪がたるまないように最低限のテンションで「グリっ、グリっ、グリっ」と徐々に巻き上げる。
つけデジ(つけデジタルパーマ)とコールドパーマ施術をする時に、これを理解して巻けると「少ない薬のパワー」でかけることができます。
テロテロの髪でも巻き込むテンションは必要?
髪がテロテロになっている状態ではテンションはもちろん、そもそもがパーマをかけるのが難しい髪質です!
詳しくはこちらにて書いていますのでご参考になさってください!
本デジ(本来のデジタルパーマ)の巻き込む時のテンションは?
「ウエットのまま巻く場合」「ドライにして巻く場合」によって少し違いますが、すでにコルテックスまで還元されているので最低限のテンションで大丈夫です。コールドやつけデジほどテンションは必要ありません。
ノンテンションパーマってどうなの?
つけデジとコールドパーマはノンテンションで巻いても綺麗にカールは出ません。
もしそれでパーマがかかったと思っても、それは本来の狙ったカールやウェーブは出しにくいと思います!
(なかには細めのロッドをあえて使用しダレることを計算(理解)してやられる方はありだと思います)
例1)ノンテンションでかけるパーマ
「薬でほんの少し跡がついた」
→すぐ取れたりパサつきが出る
例2)ノンテンションでかけるパーマ
「薬のパワーで強引に跡がついた」
→後日ダメージが出て次の施術に影響が
なので、ノンテンションで施術するのはおすすめしません!
デジタルパーマにも種類がある「つけデジ」と「本デジ」の違いとコールドパーマとは?
詳しくはこちらにて書いていますのでご参考になさってください!
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細かくは実際に見て勉強する方がいいと思いますので、その場合は臨店や集合講習の希望を出してもらえるとサロンまたはお近くのエリアに訪問し技術指導や薬剤についての解説もさせていただきます。