SP5(セレクタープロファイブ)から新製品「還元シリーズ」の発売です!
グアニルシステインが主成分の「SP5 GCシリーズ」
グアニルシステインとは?メリットは?
チオグリコール酸系・システアミン系・システイン系の長所を兼ね備えた毛髪損傷度の低い還元剤で、髪の損傷部分には架橋剤として働き、健康部分には還元剤として働く特殊で優秀な原料です!
グアニルシステインの分子量は163で(※化粧品表示名称/アミジノシステイン)強いカチオンの性質を持ちキューティクルへ素早く吸着し補修し矯正をします。
グアニルシステインはシステイン酸に吸着する!?
薬剤により髪がダメージすると、髪の成分が酸化してしまい「システイン酸」という成分が生成されてしまいます。
一度髪の中に生成されたシステイン酸は取り除くことはできません。
1番は髪をダメージをさせない・軽減させることが大事ですが、それでも施術内容によっては生成されてしまいます。そしてそれは薬剤のみならず、紫外線による強い日焼けによっても髪が酸化して生成されてしまいます。
今まで対応が難しかった酸化した髪に、なんと、、、グアニルシステインが吸着して髪を丈夫に(架橋)してくれるのです!
簡単にいうと「ダメージした毛先になるほど吸着して補修します!」
シスチンとはシステインというアミノ酸が2つ結合した成分で、そのシステインが酸化するとシステイン酸という成分に。
グアニルシステインのデメリット
ですが、グアニルシステインにもデメリットが2つあります。
デメリット1)「原料価格が高い!」
要因としては、貴重な原料や難しい製造関係などの理由もありますが、1番は世にほとんど出回っていない成分なので需要と供給の関係で高くなってしまうのです。
デメリット2)「グアニルシステインを使った製造方法が難しい!」
グアニルシステインを使った製造は難しいため、2023年時点ではほんの数社しかグアニルシステインを使用した製品はありません。
さらに細かい話をすると、製品にグアニルシステインを入れることは簡単ですが、それを製品として安定させ髪にちゃんとした効果で働かせられるか?!が大事であり難しい部分になります。
同じグアニルシステインでも製造方法と効果的な働き方や適正濃度によってかなり違いが出てくるのです!(これからグアニルシステインを使った製品が出てくると思います)
グアニルシステイン GC/GC PLUS /GC2 スペック
pH | アルカリ剤 | アルカリ度 | 総還元値 | 還元剤 | |
GC | 6.8 | ー | ー | 0.85 | グアニルシステイン |
GC PULS | 7.7 | アルギニン | 0.5 | 5.0 | グアニルシステイン/ チオグリコール酸システアミン/ システアミン/ システアミンHCl |
GC2 | 6.5 (臭素酸 濃度7%) | ー | ー | ー | 特許製法により特殊な反応をする2液 |
グアニルシステイン GC 使い分け/使い方
基本的には、全ての施術で使用/併用可能です。
酸性〜アルカリ性の縮毛矯正と「グアニルシステイン GC」ミックス
キューティクルを補修しながら還元作用を働かせることができます✨
「GCとGC PLUSをミックス」して加温使用することで架橋と還元の力を「最大限」に引き出せます✨ 詳しくはオープンチャットにてお願いします!
前処理として「グアニルシステイン GC」使う場合
GCのみをケアしたい部分へ先に塗り、その上から薬剤を塗布する事でチリチリを防ぎます❗️
(オーバースペック過ぎて過剰に反応した場合はLAを被せます)
基本は毛髪に適した選定をお願いします(笑)
アルカリ酸熱(グリオキシル)と「グアニルシステイン GC」の併用
毛先の損傷が激しい部分へ先にGCを塗った後に、全体にアルカリ酸熱を被せます。
LA酸熱(レブリン酸)と「グアニルシステイン GC」の併用
今まで対応が難しかった「ブリーチ毛」にもさらにハイクオリティーな髪質改善ができ質感や持続力がさらに向上します!
他では体感できない最新の髪質改善です✨ 個人的には、グリオキシル酸はもう必要ありません😊
通常 〜 カラー毛 | 根元〜中間 | LA+(E L K G)各2プッシュ |
毛先中心 | GC+LA 10%+(E L K)を各4プッシュ |
ハイダメージ 〜 ブリーチ毛 | 全毛髪 | GC+LA 10〜20%+(E L K)を各7〜10プッシュ |
デジタルパーマで「グアニルシステイン GC」を使用
髪質に合わせ「つけデジ」や「本デジ」が可能です!詳しくはオープンチャットにてお願いします!
「グアニルシステイン 」GCシリーズに過酸化水素を使用した酸化は可能です!
薬剤スペック的には過酸化水素も反応する作りになっているので大丈夫ですが、今回はGCシリーズに合わせて専用の2剤を用意しました!
特許製法を使用した特殊な「臭素酸ナトリウム」になります。
言葉での説明が難しいのですが、簡単にいうと「2段階で酸化反応をする」みたいな感じです(笑)
急激に酸化すると逆に髪へ負担になったり、髪表面で酸化してしまい癖戻りやビビリ毛の原因になります。
GCシリーズでの使用はもちろん「酸熱トリートメントの定着を高めたり」縮毛やデリケートな髪質に使用できる専用の2剤になります。
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