〈この記事はこんな方にオススメ〉
- もっと縮毛矯正やストレートパーマのクオリティーを上げたい方
- 使っている薬剤との相性や違う使い道を知りたい
- セレクタープロファイブLA(レブリン酸)を使った応用を知りたい方
やわらかな手触りとツヤ感がウリの製品「ルベルスウィーク」
1剤に入っている還元剤は、システアミン、チオグリコール酸、チオグリセリン、システインをベースに、「H1・1・S1」の3種類があります。
今回は「ルベルスウィークH」と「SP5 LA(レブリン酸)」をミックスして施術しました。
LA(レブリン酸)があるだけで、酸熱はもちろんカラーや縮毛に混ぜ、他社との共存ができるので在庫リスクも減らすことができます。
「ルベルスウィークH」と「SP5 LA(レブリン酸)」をミックス
1:1で混ぜて塗布します。
混ぜることにより、1剤に含まれているアルカリ剤とレブリン酸が反応し、キューティクルへの負担が軽減し保湿力が高まります。
そして、あえてハイスペックの薬剤と混ぜることにより、還元量はそのままで過剰にキューティクルへ反応せずに、ゆっくりとキューティクルとコルテックスまで反応と浸透をします。
対象毛)
普通毛〜カラーダメージ毛
(※硬くて太い髪で、乾いても濡れてもクセの状態が変わらない方へは向きません)
メリット)
- 保湿力が高まります
- 薬剤選定ミスをしても慌てて流すリスクが減る
- キューティクルへのダメージが減ります
デメリット)
放置時間はいつもの施術より少し長めになる。
混ぜた時のpHは?
約pH6前後です。
縮毛矯正・施術前(ビフォア)
1液/1剤の塗り方は?
塗布は通常通り、根元の1㎝は塗らないように注意する。
〈塗布する前に事前チェック〉
お濡らし、または軽く泡立てをしてシャンプーアップ。髪が濡れた状態で「水膨潤の具合」を事前にチェック。
水を含んだ時の毛髪強度をチェックするため。
1液/1剤・塗布前
放置時間と放置方法は?
髪質にもよりますが、最初は5分でチェックして問題なければ15分くらいは放置して反応を見た方がいいですね。
加温はせずにラップして自然放置です。
今回の放置時間は?
20分放置してシャンプーしました。
軟化/還元チェックの方法
- 髪を引っ張り伸び具合でチェック
- コーミングでクセの伸びを確認してチェック
pH6くらいだと髪質によって少しだけ軟化膨潤しているので、このチェック方法で行います。
ストレートアイロンの温度は?
基本は180度です。
(毛先のシビアな場所はスルースピードを「少しだけ」早めにしています)
ストレートアイロン施術前
このくらいの髪質であれば、1剤を流して乾かせばある程度伸びています。
(毛先だけクッションブラシを使い軽くブローしています)
2液/2剤の種類と放置時間は?
過酸化水素で10分またはブロム酸で15分です。
(カラー酸化する場合の過水は2倍がおすすめです)
【完成】縮毛矯正施術後(アフター)
綺麗に伸びていても梳き方が悪いとこうなりやすいので、セニングの入れ方は注意してください↓↓↓
もし、もう少しだけパワーを上げたい場合は?!
GMTを5%添加からお試しいただくといいと思います。
入れると薬剤自体のpHが下がるので、2剤は必ずブロム酸をたっぷり使い15分は放置した方がよいです。
【残念なお知らせ】ルベルスィークは廃盤に!代替品は?!
ルベルスィークは廃盤になり「代替品はルベルヒタHITA」になります!
近々試したいと思います☆
【その他疑問点はこちらから】オープンチャット↓髪質改善/酸熱トリートメント/縮毛矯正/デジタルパーマ
髪質改善オープンチャット「セレクタープロファイブ」酸熱トリートメント/縮毛矯正/レブリン酸/グリオキシル酸
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