昔は「軟化・膨潤・還元」を間違って教えられた方も多かったと思います。
自分も間違って教わったうちの1人です。(20年前はそれがベストだと思っていた)
アシスタント時代には「早く塗って軟化したら流せ」が鉄則で、そのタイミングを間違うととんでもないことに、、、
そのチェック方法も様々で
- 引っ張る
- 結ぶ
- 折り曲げる
- ロッドに巻きつける
- コーミング
など、色々なチェック方法があり迷った方も多かったと思います。
「今もチェック方法が分からない」という方は今回の記事を参考ください。
過度に髪が軟化してしまうとダメージはもちろん、髪の弾力も無くなり水を沢山吸う髪になり、カラーの持ちも悪くヘアデザインも作りにくくなってしまいます。
軟化はダメ!(縮毛矯正)
軟化とは
簡単に言うと「髪がテロテロになっていく状態」
本来髪は水を弾く性質ですが、過軟化してしまった髪は水に触れると沢山吸収して引っ張るとゴムのように伸びたりします。
過軟化してしまうと大変なことに
簡単な還元チェック方法とは?
冒頭でご説明したようにチェック方法は沢山ありますが、おすすめは「コーミングチェック」です。
薬剤が付いている状態でテンションをなるべくかけずに粗歯のコームで梳かして癖の伸び具合を確認します。(アルカリ〜中性矯正に限定)
他のチェック方法だと人によって力加減などで差が出ますが、コーミングだと目で見て分かりやすいです。
コーミング後に癖が取れていたら還元OKなのでシャンプーします。
ただし、チェック時にコーミングがしにくい状態になっていたら「過還元/過軟化」の恐れがありますので注意が必要です。焦ってすぐ流さずにレブリン酸(SP5 LA)を使用しコンディションを整えてから流す必要があります。
このような薬剤トラブルを回避するためにもGCシリーズが優秀です。
GCを使うと「還元チェックが安心に」グアニルシステイン
効果的に癖を伸ばすには還元剤を髪表面から髪内部へ浸透させなくてはならず、そのためには浸透する時間が必要です。
長時間放置したいけど「髪表面の軟化/還元が怖くて置けない」「還元?よく分からない」という方も多かったと思います。
今回開発したGC(グアニルシステイン)シリーズは今までの薬剤ではできなかったダメージ部分(システイン酸)に吸着して架橋する働きがあり、それが髪表面(キューティクル)に1番作用するので安心して時間を置けます。(最低限の毛髪診断/薬剤選定は必須)
縮毛矯正・還元チェック時の5名の写真
実際に施術中5名の還元経過をお見せします。
お客様1
20分放置で根元付近にまだうねりがまだ残っています。まだ放置します。
お客様2
20分放置で根元付近にまだうねりがまだ残っています。まだ放置します。または再塗布。
お客様3
20分放置で根元付近にまだうねりがまだ残っています。まだ放置します。
お客様4
25分放置で流しました。
お客様5
ブリーチ毛だったので5分毎にでチェックしつつ、トータル15分で流しました。
理想は「4」「5」になるように放置します。
基本は20分放置できる選定にし髪質に合わせて様子を見ていきます。
状態に合わせて30分前後放置、または「GC PLUS」や「アルカリチオ」などを再塗布します。
まとめ
チェック方法は色々ありますが「なるべく簡単にチェックできる方法」としてご紹介しました。
ご参考くださいませ。
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