これは一般の方はもちろん、美容師さんも間違った使い方や認識をしてしまう恐れがある内容です。
通常アイロンを使う時は、髪をドライヤーで乾かし終わってからストレートアイロンやカールアイロンを使用すると思います。
そして「髪が濡れている状態でアイロンを入れちゃダメ!」
ここまでは皆さん理解していると思います。
ですが、最初は大丈夫でも「知らずに髪が濡れてしまっていて」そのままアイロンをしてしまい「チリチリやバサバサ」になってしまっているケースがあるのです!
それは「汗」です
汗によって髪が湿り、それが危険な状態であることを知らずにそのままアイロンをしてしまうケースがあるのです。
自宅で汗をかいてしまうケース
お風呂後、髪を乾かしている時に暑くて汗をかいてしまう場合がありますよね??
ただ、寝る前の乾かしであれば、乾かし終わりに巻いたりはしないと思うのでその場合は大丈夫だと思いますが、
「シャワーを浴びてすぐに出かける」場合には注意が必要です!
汗のせいで起こりやすい事故
顔周りの癖をアイロンで伸ばす時に「ジュッ」となったことがある方、、、
運が悪いと「たった1回で」髪がチリチリになります。
【 解決策 】汗のせいで起こりやすい事故
ドライヤー時に汗をかかないようにするためにはどうしたらいい?
クーラーやサーキュレーターを体に当てながら髪を乾かす。
乾き終わったら冷風を当て湿っている部分がないかチェックし、まだ湿っていたら再度乾かして徐々にクールダウンをして、しっかりと汗を飛ばしましょう!
当たり前のことですが、これをやるだけでお後のアイロン事故がかなり軽減されます。
「美容師さん」がサロン(美容室)で注意するべきこと
カットやカラー施術にはさほど影響はありませんが「熱を使う施術」にはかなり危険が伴います。
とくに、縮毛矯正・ストレートパーマ・酸熱時などの「ストレートアイロン施術」
(1)知らずに髪が濡れていて、そのままアイロン、、、
熟練者は見たら分かりますが、経験が浅い方になると気がつかなくそのままアイロンをしてしまうケースもあると思います…
還元剤が効いている状態で過度の熱が一気に入ると、とんでもないことになりますね。
他にあるケースだと、、、
(2)汗の水分を吸収し再施術・二度手間、、、
もうすぐアイロンが入れ終わり「最後は2液処理だけ!」というタイミングでお客様が汗をかいてしまい、、、
アイロン脱水した部分に「汗による水分」が吸水してしまい「二度手間」になってしまうケース。
襟足/もみあげ/前髪の内側/で起こり得るケースがあり、そのまま2液処理をしてしまうと酸化がうまくいかずに癖が戻ってしまう場合があります。
結果、汗をかいた状態でアイロンをするわけにはいかず、、、
再度、ドライをしてストレートアイロンを入れる必要があります。
とっても怖いですね…
お客様が「ムダに汗をかかないために」美容師側が出来ることは?
- ドリンクは最初に用意(飲む回数が多い場合は暑いサインかも)
- クロスを外して乾かす(または乾いてから外す)
- 乾かし終わりには必ず冷風を使いクールダウン(髪質改善だけではなくドライカット前のドライヤーからもするべき)
- 離席を確認する(キリの良い場面でお手洗いの確認を入れる)
「暑い時期・熱を使う施術」では、美容師さんはとくに注意しましょう。
お客様からは「暑いです」となかなか言いにくく、日本人の方はとくに「気をつかい遠慮しがち」です。
お客様はもちろん、美容師側からしても施術に支障が出でくるので、スムーズな施術をするためにこちから先回りして気遣いをしましょう!
お客様はお家で間違ったケアをしないようにお願いします😊
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